濱永健太 相続

相続土地国庫帰属制度に関するQ&Aについて

前回のコラムで新しい制度である相続土地国庫帰属制度の概要をご説明させていただきましたが、制度に関してよくある質問については法務省がQ&Aを公表しております。本コラムでは制度の理解を深めるために、申請及び承認されるための要件に関するものを中心に、Q&Aの一部をご紹介します

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三島大樹 相続

相続土地国庫帰属制度

2023年4月から相続土地国庫帰属制度が開始されています。ニュース等で名称を聞いたことのある方は多いと思いますが、実際にどのような制度なのか、どのような際に利用するメリットがあるのか、という点についてはわからない方も多いのでは、と思います。以下では、これらの点に触れながら、相続

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吉田尚平 相続

相続人がいない場合の財産の処理

相続人がいる場合、その相続人が財産を承継するか否かの判断を行うことになりますが、放棄をするなどして相続人がいない場合、財産はどのように処理されることになるでしょうか。今回は、そのような場合に対応する手続をご紹介します。1 相続財産管理人とは被相続人に法定相続人が

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江崎辰典 相続

「家族信託」とは?財産管理の新しいカタチ

「家族信託」という言葉を聞かれた方も多いかと思います。家族信託は、自己が保有する財産を信頼できる家族に託し、その管理等を任せる財産管理の新しいカタチです。今回は、その家族信託について、仕組みやメリット、留意点を取り上げたいと思います。家族信託とは、老後等の将来に備え、保

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濱永健太 相続

令和6年4月1日から施行!相続登記の申請義務化と過料

今回、不動産登記法等が改正され、不動産を相続にて取得(一部の持分でも)した相続人には、相続登記の申請が義務化されました。相続によって不動産を取得したことを知ってから3年以内に申請が必要であり、これを怠ると過料の制裁もあり得るため注意が必要です。①相続登記の申請義務化につ

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三島大樹 相続

相続手続きを放置したことによるデメリット

相続手続きを放置してしまった場合は、どのようなデメリットを被ることになるのでしょうか。今回は、相続手続きを放置したことによるデメリットについて説明させていただきます。①相続手続きを放置してしまうケース相続が発生し、遺産分割協議が必要だとわかっていても、仕事が忙し

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吉田尚平 相続

相続時の葬儀費用・債務の取扱いってどうなの?

相続が発生する際、不動産や現預金のような積極財産の他に、債務等の消極財産が存在している場合があります。遺産分割協議を行うにあたって、このような債務等はどのように取り扱われるのでしょうか。①葬儀費用の取扱いは?葬儀費用(通夜・告別式等の費用)は、相続開始後に生じた

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濱永健太 相続

借金は相続する必要があるの??

相続財産の負債が資産よりも大きかった場合でも、必ず相続しなければならないのでしょうか??民法では、以下に述べる通り、相続人には、相続するか否かを選択する自由があります。①はじめに相続は、被相続人の死亡によって開始し(民法882条)、相続人は、

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事務局 相続

相続調査~part4~戸籍事項欄から「この戸籍はいつからいつまでの事項を反映しているのか」を確認する。

現在戸籍上の戸籍の赤枠部分を見てください。戸籍事項欄とは、赤枠の「婚姻の届出により昭和四拾年拾月弐拾五日夫婦につき本戸籍編成」と記載されている部分のことです。上記の戸籍は昭和40年10月25日に作成された戸籍で、消除原因(戸籍の改製や転籍等で全員が除籍されたこと

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事務局 相続

相続調査~part3~戸籍と除籍

戸籍を請求するのか除籍を請求するのかという問題は、実際に請求するまで不明であることも多く、同じ市町村に戸籍も除籍も存在するということもあり得ます。戸籍を遡って郵送で取り寄せた場合、長いと数ヶ月に及ぶこともありますので、必ず市町村に確認を取って「その市町村に存在する全ての

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事務局 相続

相続調査~part2~戸籍の取り寄せ方

亡くなられた方(被相続人)の本籍地が不明の場合には、まずは住民票を取得します。その際には「本籍地記載のあるもの」を請求します。その後、本籍地の存在する市町村に戸籍謄本を請求します。それでは早速ですが、実際の戸籍のサンプルを使用して説明に入ります。今回は本籍地が遠

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事務局 相続

相続調査~part1~

亡くなられた方(被相続人)の相続人を調査する際には、被相続人が生まれたときの戸籍まで辿っていく必要がある場合も多いです。相続人を探す作業は人生で何度も訪れるものではないと思いますが、戸籍を遡るにつれて登場人物が増え複雑になり、過去のものほど読み方も難しくなりますし、遡る

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